📕「好き」を「お金」に変える心理学

 「好き」を「お金」に変える心理学

第一章

✖ お金を使うのは悪いこと → 選択と集中が大事

  • お金を使うときに「投資」と「消費」を分けて考える
  • 投資は将来につながる使い方で、消費は一時的な快楽のための使い方
  • 好きなことには惜しまずお金を使う ( 選択と集中、メリハリ )

✖ 貯金が成功の近道 → 貯めるだけでは意味がない

  • 目的のない貯金をするくらいなら、自己投資に使う
  • (老後に身に余るお金を持っていてももったいない、使うべき時に使う)
  • 30代のうちは勉強や経験にお金を投資する

✖ お金は使うとなくなる → 好きなことにお金を使い仕事にする無限ループを作る

  • 節約、貯蓄のために好きなことを我慢しない
  • 「お金」「好きなこと」「仕事」がぐるぐる回る無限ループにする

第二章

STEP0:自分が「本当に好きなこと」を見つける

フロー体験を積み重ねることで「好きなこと」にかわる。
フロー体験を得るには、以下の要素を意識する。

  • 明確な目的を持てる(作業内容と納期の理由を上司に聞く)
  • 集中できる
  • 我を忘れられる
  • 作業中、時間が短く感じられる
  • 効果がすぐわかる(自分の中で小さな課題を設定し、解決していく)
  • 難しすぎず、易しすぎない
  • 自分で状況をコントロールできる
  • 活動自体に価値を見出すことができる
  • 他者に妨害されない

STEP1:「好きなこと」を極めていく

「やるべきこと」ではなく「好きなこと」に時間をかけ、フロー体験を積み重ねる。
小さな課題を設定する、邪魔されない環境を整える等、集中できる工夫をする。

第三章

STEP2:「好きなこと」を収入に結び付ける工夫をする

人に知ってもらう

  • 「好きなこと」「得意なこと」「それによってできること」を人に知ってもらう
  • アピール&コミットメント(相手の需要にコミットすることをアピール)する
  • 好きなことを一言で表現できるようにする

人を助ける

  • ギブ&ギブの精神(返報性の法則)
  • 小さなプレゼントや手書きのメッセージを贈る

「好きなこと」で「貢献」する

  • 好きなことで貢献し、自分の好きなことをアピールする
  • 好きなことを通じて相手を助け、人脈を広げる

「弱いつながり」を大事にする

  • 誰かを知るよりも、知ってもらうことを大事にする
  • 知り合った相手の「顔」「名前」「特徴」を覚えておく

決断は「直感」を信じる

  • チャンスと思ったら直感を信じて1歩踏み出してみる
  • 理由がなくても「いい!」と思った事実を尊重する

STEP3:「好きなこと」で得た収入を再投資する

1.モノより経験を買う

  • モノよりも好きなことを伸ばせる「経験」にお金を使う
  • 高級車やブランド品等にお金を使わない(承認欲求の罠にはまらない)
  • 知識やスキルなど、奪われることない財産を身に着ける

2.価格よりも価値を見る

  • 投資した以上の利益を手に入れるという意識を持つ
  • 回収できないようなものにはお金は使わない

3.本に使う

  • お金は自分なりの価値の物差しを持って使う
  • お店では「自分だったらいくらで買うか」を考えるようにする

4.自分より他人に使う

  • ギバーの人の行動を真似して、自分がギバーになることを目指す
  • イカーよりも、最終的にギバーの方が徳をする

5.チームを作る

  • 「好きなこと」を仕事にし、続けていくためにチームを作る
  • 自分とは異なる能力を持った仲間を選ぶ

6.時間を買う

  • 時間はお金よりも尊いということを理解する
  • 自分の使える時間のうち、20%を「好きなこと」に使う

7.力を最大化する

  • 「好き」になにを掛ければ、誰もやっていない仕事になるか考える
  • 「好きなこと」に関する今の自分の能力を把握する
  • 「好きなこと」をどのように活用すれば他人の役に立つのか考える